※市議会議員として12年間、自治会、学校、保育、介護、障がい福祉、観光、商工業、農業、スポーツ、文化、環境問題等様々な分野の現場に入り、現場の声を聴いてまいりました。また、数多くの研修会や講演会にも参加し、知識の修得に努めてまいりました。私の12年間の足跡から立案した政策です。

1.子育て、教育日本一!未来への投資(人づくり・教育分野)

〇全ての子どもが私たちの宝物
・保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学と子どもが学んでいく教育機関の縦の連携を強化し、一人一人の子どもが持つ個性や能力を大切にした立志教育、キャリア教育を行っていきます。
・宮崎市の一般会計に占める教育費の割合は、中核市の中でも下位にあります。
宮崎市が発展し、市民が豊かな暮らしをしていくためには、次世代を担う子どもたちの教育に力を入れていくことが最重要課題です。そのために教育予算の増額を行っていきます。
・幼児教育において、非認知能力向上に向けた教育プログラムを開発し、自己肯
定感の高い子どもたちを育てていきます。
・プレーパーク等子どもたちが自然や遊びを通して「生きる力」を学べる環境を整備し、異学年交流の場をつくっていきます。
・動物愛護センターを活用し、犬や猫の力を借りた命の教育を行い、いじめや虐
待、自殺のない社会をつくります。
・各学校で保護者サークル等により行われている「読み聞かせ」を支援し、読書
好きな子どもたちを育てていきます。
・発達障がいの子どもたちが利用する放課後等デイサービスの質の向上を図っ
てまいります。

〇特別支援学級の充実
・障がいを持った児童生徒の教育をより充実させるために、特別支援教育に対す
る研修を計画的に実施し、全ての先生の障がいに対する知識を高め、児童生徒への障がい教育(障がいへの理解の推進)を進めていきます。

〇放課後児童クラブの時間延長
 18時までの開設時間については、保護者の終業時間に配慮し、19時までとす
ることで子育て世代が働きやすい環境を整備します。

〇世界に羽ばたく子どもたち
・これから世界は米国と中国による覇権争いが激化していきます。その際に日本人が「和の精神」で両国の仲介役を担っていかなければなりません。
その為にも英語と中国語を習得した人材を育てていく必要があり、それぞれ
の言語を楽しみながら学べる教育環境をつくっていきます。

〇主権者教育の強化
・主権者教育に力を入れ、これまでのお任せ民主主義から脱却し、自分たちの街
は自分たちがつくっていくという意識を醸成していかなければなりません。
選挙や投票は、税金の使い道を託す人を選ぶためのものでもあり、税金の仕組
みを学ぶ納税者教育にも力を入れていきます。

〇武道教育の強化
・武道を通じ、礼節を重んじ、強い心と強い身体を兼ね備えた子どもたちを育て
ていきます。

2.新型コロナウィルス感染症からの早期復興と循環型経済の構築(経済分野)

〇新型コロナウィルス感染症により落ち込んだ業界の実態調査を行い、打撃の大きい業界に集中して経済回復のための支援策を講じていきます。

〇民間企業で培った経験を活かし、外貨(県外からのお金)獲得企業の支援と域内でお金が循環していくための施策を打ち出し、市民の所得向上に努めます。

〇本市に産業を増やしていく為にも起業家の育成、支援策を強化していかなければなりません。産官学金による起業家支援のための組織をつくります。

〇シングル・ペアレントのサポート
・シングル・ペアレントへの就業支援策として、各業界が必要とする資格取得のための補助を行い、人材不足で困っている企業とのマッチングを行っていきます。

3.健康づくり(健康・保健・医療分野)


〇保健師の増員
 市保健所及び親子保険課、子育て支援課等に配置されている保健師は88人。新型コロナウィルス感染症対応等で保健師不足があります。都城市は50人で人口3,254人に1人。延岡市は29人で人口4,128人に1人。宮崎市は88人で4,545人に1人と少ない現状です。保健師の増員に努めます。

〇新型コロナウィルス感染症対策
・在宅療養者の医療体制の構築
 新型コロナウィルス感染症に感染し、在宅療養をしている方への医療を確保するため、宮崎市郡医師会や看護協会の協力の下、往診及びオンライン診療、訪問看護ができるシステムを構築し、在宅酸素療法や点滴治療、内服治療が早期に実施でき重症化を防止する医療体制を整備します。

〇国民健康保険税、介護保険料の健全化
・医療費を1年間全く使わなかった市民に対して努力を称え、健康祝い金として1万円を支給します。

〇公園や河川敷の整備を進め、高齢者が身近な場所でウオーキングやグラウンドゴルフ、体操ができる環境を整備していきます。

4.日本一の農林水産業(食の分野)

〇食育の強化と後継者の育成
・未就学児から農業体験を行い、宮崎市の全ての子どもが農林水産業の大切さを
学ぶ場を増やしていきます。
・世界の農業を学ぶための研修制度をつくり、将来の農業界のリーダーを海外に
派遣するための予算措置を行います。

〇異業種とのネットワークの強化
・観光商工部内に物流、販売の専門職員を配置し、商工業の視点からの農林水産業の支援を行っていきます。

〇野菜消費日本一!
・市民の健康のために野菜消費量日本一を目指します。
 
〇スマート農業の推進
・ICTを活用した農業を広めていく為にIT企業と農業従事者との交流の場を
つくります。

〇安全安心日本一!
・オーガニック、有機農法の推進に努めます。
・学校給食における農薬や化学肥料を使わない地元産有機野菜の導入を推進し
ます。

5.人と環境に優しい宮崎市づくり(SDGs福祉・環境分野)

〇エコクリーンプラザを活用した環境学習を強化し、学校、自治会、企業に視察していただき、ごみの減量化に向けた社会づくりに取り組みます。

〇各地域で収集された落ち葉を運搬、焼却することで生じる燃料費や人件費を削減するために地域での堆肥化を進めていきます。

〇公共施設における照明のLED化を推進

〇公共施設のクリーンエネルギー化
・公共施設のクリーンエネルギー化を推進し、脱炭素社会に向けたまちづくりを
進めていきます。

6.観光宮崎の復活(観光分野)

〇観光宮崎の復活
・観光宮崎リバイバルプランの策定
 宮崎の観光を次なるステージに上げていく為の計画策定を行います。
・県、市町村、九州各県の観光当局や観光関連企業との連携を強化し、スポーツ、
釣り、グリーンツーリズム、神話、ワーケーションと魅力ある観光商品の開発
に取り組みます。
・スポーツ施設の利用について県や市町村と協力し、県内の施設利用が一目で分
かるシステムを開発し、施設が有効に活用される仕組みを作ります。
・本市のブランド力の向上に努め、特に首都圏、関西圏におけるPR活動を強化
していきます。

7.未来に繋がるまちづくり(コミュニティ・防災分野)

〇地域協議会、まちづくり推進委員会の検証
・地域協議会、まちづくり推進委員会の活動について検証を行い、新しいまちづ
くりのあり方を議論していきます。

〇指定管理者制度の検証
・指定管理者制度のメリット、デメリットを検証し、新しい公共施設の管理のあ
り方を議論していきます。

〇防災
・豪雨時に浸水する箇所の調査を行い、最優先事業として治水、排水対策に取り
組みます。
・定期的に避難訓練を実施する自治会を支援していきます。
・津波等で被災した沿岸部の住民が安心して避難生活ができるために、内陸部住民との交流を促進し、被災者一時ホームステイ制度の仕組みを作ります。

〇交通安全
・自治会からの要望によるカーブミラー等の設置に市の予算措置を待っていると何年もかかることを解決するために、民間企業の社会貢献活動制度を充実させ、民間資金を活用したまちづくりを進めていきます。

〇世界とつながる宮崎市づくり
・農業、福祉、教育、環境等各分野のリーダーとなる人材に対し、世界の動向を
学んでもらうための海外研修費の補助を行います。

〇高齢者のゴミ出し支援
・高齢者がゴミ出しする際に集積所まで遠い方への支援策を講じます。

8.その他

〇アリーナ構想は即中止
・中心市街地の活性化策として4年前の市長選の公約で出されたアリーナ構想
ですが、その後の議会で民説民営との説明に変わりました。市民を困惑させた
アリーナ構想は中止し、今は足元を強化していくことに人・物・金は使うべき
です。

〇市庁舎建設
・多額の税金を使う新庁舎建て替えにつきましては、納税者であり、主権者であ
る市民が議論をしながら望まれる庁舎をつくるべきと考えます。その為にも
現在進められています基本構想策定の中で分かった内容を市長自らが市民に
説明し、明らかになったデータをもとに市民や職員と議論して進めてまいり
ます。

〇市営住宅の移住者枠創設
・移住者を呼び込む策として、市営住宅に移住者枠を創設します。

〇納骨堂の整備を推進します。

〇DV根絶都市宣言条例を制定します。

〇商工関係者と協力し、青島、一ツ葉、街中エリアにおけるデートスポットを整
備し、結婚に結び付くまちづくりを行っていきます。

〇動物愛護の推進
・入院時ペット預かり支援事業
 急な入院によるペットの預け先のない方への支援として、犬・猫を市動物愛護
センターにおいて預かることで、市民が安心して療養できる環境を整備しま
す。

9.これらを実現するために日本一誇りをもって市民の為に志事(しごと)をする宮崎市役所づくり

〇プロの職員を育てる人事制度の創設
・これまで行われてきた職員を短期で異動させる人事制度では、今後益々専門性
の求められる分野については、業界の方の要望に応えていくことはできませ
ん。業界の発展に寄与し、国や県に対しても現場からの声を政策として提案の
できるプロの職員を育成していく為の人事制度をつくります。

〇待ちから攻めへ変わる市役所
・職員と市民との交流を積極的に推進し、これまでの待ちの姿勢から攻めの姿勢
の市役所をつくります。また、個人で仕事をするのではなく、チームで仕事を
する「チーム宮崎市役所」をつくります。
・日本一笑顔であいさつができる市役所をつくります。

〇市民に近い組織の強化
・市民に最も近い総合支所、地域センター、地域事務所の組織強化を図ります。

〇ふるさと納税額上位自治体の施策を調査研究し、ふるさと納税額100億円を目指します。

〇高齢化社会対応型の市役所づくり
・来庁者の中でお困りの方にすぐに対応できるようコンシェルジュを配置しま
す。
・高齢者の方が見やすく読みやすい文字の使用に努めます。
・高齢者向けの駐車スペースを増やします。

〇開かれた市役所づくり
・本市財政について専門家による徹底した分析を行い、市長自ら分かりやすく
市民に説明し、本市財政の見える化を図ってまいります。

〇県や県内市町村との連携強化
 これからの自治体経営は、自分のところだけ考えていても良くなることはあ
りません。県との関係性を改善し、県内市町村ともWinWinの関係で、共に成
長、発展していける自治体経営を行っていきます。

〇全国の自治体との連携強化
 龍馬プロジェクトのネットワークを活用し、全国自治体の様々な好事例を収
集し、宮崎市に導入していきます。